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【2024】「夏」を伝える販促デザインのコツ ~配色×モチーフ×フォント~

2024・04・21

夏を伝える配色×モチーフ×フォント

デザイナーでない方でもすぐに取り入れられるデザインのちょっとしたコツをお届けするシリーズ。
今回は、見た人に「夏」をイメージしてもらうポイントをご紹介いたします。

デザインの基本要素は「配色×モチーフ×フォント」

夏らしいデザインのお話に移る前に、デザインを作るにあたって知っておきたい「デザインの基本要素」についてお伝えします。
デザインを構成する基本要素とは、「配色×モチーフ×フォント」です。

配色

メインで使用するメインカラー(夏を感じさせる配色)を考えます。
目立つことが大切ですが色数の増やしすぎはNG。
相性の良い3色くらいにまとめるとデザインがぐっと引き締まります。

モチーフ

モチーフとはシーンを直感的に連想できるイラストや写真が挙げられます。
例えば「夏」を表現するのであれば、
太陽や入道雲、ひまわりなどの自然をイメージするものや、海や花火などレジャーが
連想できます。

フォント

文字(フォント)のデザインです。手書き風のフォントや、太めのサンセリフなどが
夏らしさを感じる一例になります。

この3点を押さえておけばデザインはできたも同然!
ご自身のサービスや商品のターゲット、利用シーンなどを想像しながら、最適な表現を考えて行きましょう。

伝えたいのはどんな「夏」のイメージ?

一言に「夏」と言っても、人それぞれ思い浮かべるイメージは様々です。
太陽のもと、海水浴やBBQで楽しむ「夏」。夏祭りや花火大会など情緒ある風景を思い浮かべる「夏」・・・
どんな「夏」を演出するか迷ってしまった際には、以下のような角度で方向性を決めていくのがおすすめですよ。

<イメージをまとめるヒント>

  • 自社の製品・サービスは「夏」にどんなシーンで、どのように利用される?
  • 自社の製品・サービスを使ってくれている/使ってくれそうなターゲットにどんなイメージを与えたい?(どんなイメージを好みそう?)

イメージが定まってきましたか?
そこまで来たら、あとひと息。配色×モチーフ×フォントを選択していきましょう。

夏らしさを演出する「配色×モチーフ×フォント」の組み合わせ

「夏」の配色は鮮やかで爽快感のあるイメージを連想させるもの

まずはデザインの基盤となる配色の選択です。
夏らしさを表現する色=夏のモチーフという考え方がわかりやすいでしょう。 例えば、「海=青」「夕焼け=オレンジ」「ひまわり=黄色」「緑の木々=グリーン」などがあります。鮮やかな色合いで、夏の爽快感を表現しましょう。

鮮やかな、夏らしい配色のカレーパレット

また、色のトーンにも気を配る必要があります。
同じ配色でも「パステル」「ビビット」といった異なるトーンで表現した場合、受ける印象は大きく変わってきます。

「夏の新作」のPOP
パステルとヴィヴィッドの違い

モチーフは季節感を感じるものを

続いてはモチーフ。ベースとなる配色やターゲットに合わせて選んでいきましょう。
季節感を表現するものをチョイスして、より夏らしさを感じさせるデザインに仕上げて行きます。

<夏のモチーフ一例(自然)>
向日葵、海・浜辺、ヤシの木、サンゴ、トロピカルフルーツ、アイス、スイカ、花火など。

フォントはターゲットと相性の良いものを選ぶ

フォントは、読み手にメッセージを届ける重要な要素です。ターゲットに合わせて、読みやすいフォントや書体を選びましょう。

具体的には・・・

  • 大人向けの販促物には、落ち着いた印象のセリフ体やゴシック体
  • 幅広い年齢層に向けたストレートなメッセージには、シンプルなゴシック体
  • 子供向けのデザインには、可愛らしい印象の丸ゴシックや手書き風のフォント

真夏のスーパーセール FONT:サンセリフ
真夏のスーパーセール(FONT:筆文字)

その他:夏ならではのイベント感を出したいなら

夏の訪れとともに人々が外出する機会が増えるこの季節は、集客の絶好のチャンスです。
新しい出会いや発見も多く、ワクワクする季節でもあります。

そんな夏の魅力をデザインに取り入れ、お客様の心を掴む集客施策を考えてみませんか?
暑さを感じさせない爽やかなカラー、夏のイメージをイラストや写真で表現したデザインなど、様々なアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

パワーポイントでも販促物は作れる?

illustratorなどのソフトがなくとも、パワーポイントで販促物を制作することは可能です。

パワーポイントで制作を行う場合にも、おさえるべきポイントは「どんなイメージを与えたいか」を整理し、「配色×モチーフ×フォント」のバランスを意識して進めていきましょう。

また、販促物は基本的に、相手に何かを伝え、購買や認知、興味を惹くことが役割です。
フォントに凝りすぎてしまい、伝えたいメッセージが伝わらないのでは本末転倒。
販促物をパワーポイントで制作する際はフォントに凝りすぎず、明朝やゴシックなどの、一般的で、目になじみやすいフォントを活用するのがおすすめです。

終わりに:季節限定の販促物はクラウドで賢く管理・共有

販促物の制作を行う当社ではよく、以下のような声が寄せられます。

「去年の夏は、どんな販促物作ってもらいましたっけ・・」
「各店舗・拠点で好きに販促物を作っていて、ブランディングの統制が取れていない」

期間限定の販促物は、全店舗でシェアしながら賢く利用し、雰囲気も統一していきたいですよね。

当社が提供する販促クラウド「SPinno」では、社内の部門間はもちろんのこと、社外のデザイン会社や、印刷会社などのサプライヤーも巻き込んだデータ共有が可能です。
導入に際しては、お客様専任の<カスタマーサクセス>担当者が丁寧に現状の運用体制や課題をヒアリングし、必要なデータを集められる体制づくりをお手伝いします。

まずはお気軽に資料をご請求ください。

投稿者プロフィール

SPinno@くりえいてぃ部
SPinno@くりえいてぃ部クリエイティブDepartment. アートディレクター
デザイン事務所での経験を経て2014年株式会社SPinnoにジョイン。
主に食品メーカー、消費財メーカー、チェーンストアの販促におけるクリエイティブプランニングからコンセプトワークまでを手がける。
CXの観点から「売れる」「伝える」デザインを企画し、印刷からWEB広告・動画広告などデジタルクリエイティブまでトータルソリューションを提供。
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