コンセプトダイアグラムを作ろう
2018・11・01
今回はコンセプトダイアグラムについての書籍をご紹介させていただきます。
コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)
著者:清水誠
こちらの書籍では、プロジェクトや問題解決を行う上でその手段・目的・データなどをビジュアル化すると、それらを理解しやすく、そして活用しやすくなることなどが、コンセプトダイアグラムという武器を中心に分かりやすく解説されています。
コンセプトダイアグラムとは
コンセプトダイアグラムとは大まかに表現すると、ビジネスのゴール、目的や施策、顧客が辿る道を含めて、なるべく顧客目線でビジュアル化したものです。
上図は、顧客が辿る道筋をビジュアル化したものです。
おおよそ、ビジネスにおいて顧客は、ビジネス(商品やサービス)を見つけるところから始まり、ビジネスについて知り・納得し、購入に至り、そしてリピートするというようなステップを踏むかと思います。
ここからさらに、上図にそれぞれの段階で行うべき要素や施策を書き加え、施策を受けた顧客がどのような気持ちになるのか、まで図に落とし込めると、ビジネスの流れや強いところ弱いところ、そういった点が理解しやすくなり、さらに、チームのメンバー間で同じ認識を持ちやすくなります。
本書の大まかな構成は、
・コンセプトダイアグラムを中心としたビジュアル化したWEB解析の進め方・概要
・コンセプトダイアグラムを用いたビジュアル化したWEB解析を、コンセプトダイアグラムを1から作る流れとともに具体例で解説
・社内のチームや顧客との間で効果を発揮するコンセプトダイアグラム
・コンセプトダイアグラムを作るときの細かいコツ
・コンセプトダイアグラムと併せて使いたい、ビジュアル化を加えた指標・データの作り方
・様々なグラフデザインの作り方やコツ
このような内容になっています。
Googleアナリティクスなどを用いて、日々、WEBサイトに関する集計データなどに触れている担当者様は多いかと思います。
WEBサイトの改善のためにPV数の指標などを並べてレポートを作っていても、ただ作っているだけで自分自身やチームのメンバー&上司にいまいち役に立ててもらえないような気がする…
そんなときに、WEBサイトを含めたビジネスの流れを見える化し、新たな改善の方法などを探るのに、このコンセプトダイアグラムはとても役に立ちます。
また、コンセプトダイアグラムはWEBはもちろん、多くの場面で使えるものです。
新しい企画や施策を立ち上げる・立ち上げたいときなどに、その効果やターゲットを含めて、コンセプトダイアグラムとして示すことで、スムーズに周囲の理解を得、ビジネスを進めることが出来る役に立つかと思います。
そのためのノウハウが本書に詰まっていると思いますので、気になった方はぜひ!
コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)
著者:清水誠
※参考&引用させていただきました。ありがとうございます。
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