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デジタル時代の販促戦略:インフルエンサーマーケティングの効果的な活用法

2024・02・01

インフルエンサーマーケティングは、SNS上で影響力のある人々(インフルエンサー)を活用して、商品やサービスを広めるマーケティング手法です。

近年、ソーシャルメディア市場は年々成長を続けており、ユーザー層の拡大に伴って、膨大なフォロワーを持つインフルエンサーも増えてきています。
企業にとっても、ターゲットを定めやすく消費者に広告が届きやすい、口コミが拡散されやすい、効果分析がしやすい、費用対効果が高いなど様々なメリットを持つインフルエンサーマーケティングは、注目の高まるマーケティング手法と言えるでしょう。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーがたくさんのフォロワーを獲得するには

インフルエンサーは、一般的にはSNS上での投稿によって、自分の個性や魅力をアピールしフォロワーを増やしていきます。

自分のフォロワーに対して定期的に投稿を行い、フォロワーとのコミュニケーションを図ることで、フォロワーの信頼を獲得しています。
Instagram、Xなどでは自分の投稿に対して適切なハッシュタグを付けることで、自分の投稿を多くの人に閲覧してもらいつつ、フォロワー同士がインフルエンサーについての情報や投稿を共有し合うことで、そのコミュニティやコンテンツを活性化させ、さらにフォロワー以外のユーザーへの認知にもつながる好循環の流れを作りだします。

また、インフルエンサーは、他のインフルエンサーとのコラボレーションを行うことで、相互にフォロワーを紹介し合い、フォロワーを増やすこともできます。
あるインフルエンサーのフォロワーがコラボによって別のインフルエンサーを認知し、そのインフルエンサーのファン・フォロワーにもなっていくという現象は、SNS上で頻繁に起こっています。

企業やブランドは、インフルエンサーとどのように連携するのか

企業やブランドは、インフルエンサーマーケティングを通じて、インフルエンサーのフォロワーに商品やサービスをアピールすることができます。
インフルエンサーに商品やサービスを提供し、その商品やサービスをSNS上で紹介してもらうという方法が一般的です。
Youtubeなどの動画配信で「案件」と呼ばれたりするものはその典型です。

また、インフルエンサーによる商品のレビューや、インフルエンサーとのコラボレーション商品の販売なども行われています。
企業やブランドは、インフルエンサーとの連携によって商品やサービスの認知度を高め、販売促進につなげることができます。

ただし、インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーの信頼性やフォロワーの質によって成果が大きく左右されるため、企業やブランドはインフルエンサーの選定には細心の注意を払う必要があります。

マイクロインフルエンサー

マイクロインフルエンサーとは、1万~10万人規模のフォロワーを持ち、専門分野やコミュニティが確立しているインフルエンサーを指します。

フォロワーは多ければ多いように思えますが、フォロワー数が多いほど一人当たりのリーチ率は下がる傾向があるとされています。

例えば、著名なタレント、芸能人といったインフルエンサーのフォロワーには「ファンだから」「なんとなく知っているから」という理由でフォローをしているケースも多く、かならずしもインフルエンサーがSNSで発信しているコンテンツと、ユーザーの趣味の傾向が一致していないこともあります。

マイクロインフルエンサーのフォロワーは「コンテンツが好き」「共通の話題を持っている」など、感性や価値観が合うという理由でフォローをしている傾向が多く、ターゲティングがしやすくエンゲージメント率が高くなることが期待できます。

ニッチな分野の専門家

ニッチな分野の専門家は、その分野において深い知識を持っており、より詳細な情報を提供することができます。例えば健康に関連したサービスや商品など、 情報の信頼性が重要となるコンテンツにおいては、より効果的なプロモーションになる場合があります。

インフルエンサーマーケティングの有名な事例

食品メーカー

食品メーカーの株式会社おやつカンパニーは、新商品の発売に際して、インフルエンサーを起用し、商品ターゲット層への認知獲得に成功しています。
高タンパク大豆スナック「BODY STAR」のプロモーションではフィットネスモデルとしてトレーニングやダイエットに関心のあるフォロワーを集めているインフルエンサーを起用し、商品のターゲット層である、「糖質が気になる」「筋トレやダイエットに対する意識が高い」ユーザーにリーチしやすい商品PRを行いました。

 

 

 
 
 
 
 
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Maya Miyagawa.A 宮河マヤ(@maya_m0901)がシェアした投稿

引用:Maya Miyagawa Instagram投稿(参照2024-01-19)
参考:おやつカンパニー ブランドページ(参照 2024-01-19)
https://www.oyatsu.co.jp/product/bodystar/protein-snack/

化粧品メーカー

株式会社カネボウ化粧品は同社が展開するコスメブランド「KATE」のPRで、TIkTok内でユーザーに「#ゼロダンス」をつけた投稿を促すハッシュタグチャレンジを実施し。人気TikTokerがオリジナルのダンスをプロデュース&動画を配信し、約120万以上のいいねと4800万以上の視聴回数を獲得し(2020年)、商品を効果的にPRしました。

@hkr7140 私が歌と振りを考えたよ!皆もマネして投稿してね。#ゼロダンス #pr ♬ オリジナル楽曲 👼🏻🦄 – ひかりんちょ

引用:ひかりんちょ TikTok投稿(参照 2024-01-19)
参考:カネボウ化粧品ブランドページ(参照 2024-01-19)
https://www.nomorerules.net/
※カネボウ公式の該当ページは現在は閲覧できません。インフルエンサーが投稿した動画はTikTokにて現在も視聴可能です。

旅行・観光業界

JR東日本では、フォトグラファーのインフルエンサーがInstagramにて幻想的な写真を投稿するPRを実施しました。
「旅とファンタジー」をテーマに世界各地の旅行写真を投稿されているインスタグラマーが、まるでファンタジーのような写真で東北(山形)の魅力をPRしています。

 

 

 
 
 
 
 
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Halno Kujiraoka / トラベルインフルエンサー(@halno)がシェアした投稿

引用:Halno Kujiraoka Instagram投稿(参照 2024-01-19)

インフルエンサーマーケティングについて気を付けたいこと

インフルエンサーのフォロワー数が多ければ、必ずしも効果的なマーケティング手法とは限りません。
インフルエンサーマーケティングは、フォロワー数だけでなく、インフルエンサーの影響力や信頼性、フォロワーの属性などを総合的に判断する必要があります。
必ずしも費用対効果が高いわけではなく、広告費用が高額になることがあります。また、インフルエンサーのフォロワーが、実際に商品を購入するかどうかは保証されていません。

ブランドや商品、サービスに合ったインフルエンサーの起用、PRを行う上でのインフルエンサー自身とのコミュニケーション、PR表示の表記、他の施策も考慮してマーケティング全体でどのように活用されるか、これらのことを慎重に踏まえて行うことが重要です。

リアルのプロモーションはシステム化で効率UP

今回は主にWeb上での集客・認知拡大施策として、インフルエンサーマーケティングをご紹介しました。

しかし、こうした新たな施策を打ちたくても、既存の店舗のキャンペーン、販促施策管理に手一杯で、情報収集や着手ができないという方も多いのではないでしょうか。

当社が提供する販促クラウド「SPinno」は、そうした販促に関わる業務の煩雑さに着目し、販促領域に特化して開発されたクラウドシステムです。
販促クラウド「SPinno」導入のメリットは以下の通り。

販促業務の一元管理と見える化

販促クラウド「SPinno」は、販促物の企画・製作の取りまとめをする本部と、販促施策が行われる営業拠点・店舗、そしてデザイン会社・印刷会社・倉庫などのサプライヤーをクラウド上でつなぎ、データの一元管理と見える化を実現します。
これにより、メールやFAXといった見落としがちな連絡手段は不要となり、販促物の製作に関する進捗状況も関係者間で見える化されます。

ユーザーフレンドリーなUI/UX

特に営業拠点・店舗などのユーザーから多くいただくのは「販促物専用のECサイトのようなUI/UX」というお声。本部と現場の間で意図の共有が容易となるだけでなく、億劫だった販促物の手配業務がショッピング感覚で楽しく行えます。

画像ファイルの検索時間を短縮

SPinno上では、デザインデータなどの画像ファイルが全てサムネイル表示されるので、必要なファイルにスピーディにアクセスできます。

デザイン編集機能

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営業担当やスタッフが修正することも可能なので、より迅速で柔軟な修正が可能となります。

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販促品の受発注に関するログを可視化することで、使用頻度の高いアイテムや在庫整理の参考情報を得ることができます。
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販促の戦略・企画に時間を割きたいと思っている方は、ぜひシステムによる業務効率化をご検討ください。

投稿者プロフィール

それ行け!販売促進部
それ行け!販売促進部それ販ブログ管理人
販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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