インターネット上に蓄積された情報を管理するためのデータマネジメントプラットフォーム
2016・04・27
近年、Webの広告施策のトレンドとして広まり始めたDMP,DSP,SSP…
Web広告やマーケティングに関わる方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
いいサービスなら活用したいけど、実はよくわからない…
という方に今回は「DMPはどんなものか」を書かせていただきます。
DMPって?そもそも何なの??
DMPとは「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)」の略で、
「インターネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォーム」と言われています。
様々な情報データはユーザーのデモグラフィック情報や興味関心、購買行動などのことを指します。
2つの情報データ
上記の情報データは大きく2つに分かれます。
①オープンDMP
様々なデータ提供企業が保有している「Webサイト行動履歴」や
「年齢・性別などの属性情報」などのデータを蓄積・管理するプラットフォーム。
②プライベートDMP
自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などの
マーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム
DMPのメリット
DMPを導入することの大きなメリットは「従来のマーケティング施策を効率化」です。
DMPを導入することによって、アクセス解析から得られる細かい情報や
自社の顧客データだけでは取得が難しいオーディエンスデータも活用して、ターゲティングすることが可能になります。
その結果、より細かい属性や単位で行うことが可能になり、より効率的なマーケティング施策を打つことができます。
メリットの項目
- 様々なデータ統合
- 大量の情報の加工
- 高速な処理スピード
- 結果の分析や課題発見
- セキュリティ性
の5つが上げられます。
DMP導入検討のポイント
導入までの流れは大きく3つになります。
①DMPを実施する「目的」を決める。
②目的に応じてどんな種類(オープン、プライベート)を導入するか決める。
③①、②の要件を満たすベンダーを選定する。
課題とまとめ
メリットが非常に多い中で素晴らしいシステムに思えますが
企業側でのデータ整備の必要があるため導入の敷居は高いです。
システム面以外でも
・データの取り扱い
・各部署/担当者の連携
・セキュリティー
など様々な乗り越えなくてはならない壁も多いです。
課題は多くありますが今後より活用が進んでいく分野ですので「
最近、マーケティング施策の成果が伸び悩んでる」とお悩みの方は、
是非この機会に全体のマーケティング施策の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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