DMを送る前に知っておくべき『PP袋とは』
2016・09・30
こんにちは。【それ販】の編集部のしゅーへいです♪
新商品やキャンペーンを打ち出す際に
DMで販促活動をしている企業の方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、チラシやカタログを透明な袋に入れた際に
『今回の袋はすぐ破れてしまう』『以前と比べて透明じゃない』といったトラブルを経験したことはないでしょうか。
実はこれ、袋の種類が違います。
今回はDMを送る際に使用する『透明な袋』についてご紹介したいと思います。
PP袋とは?
先程お話した『透明な袋』は『PP袋』と言います。
PP袋とは3種類のポリプロピレン(polypropylene)系の袋の総称で
一言で言うならプラスチック素材の名称です。
そして、3種類のPP袋は下記の3つです。
・OPP袋
・CPP袋
・IPP袋
OPP袋
■OPP袋とは
OPP袋は『Oriented Polypropylene』 の略で、二軸延伸ポリプロピレンと言います。
ポリピレンをタテとヨコに伸ばした透明のフィルムです。
■特徴
OPP袋は透明度が高く、パリっとした質感です。
伸ばしてあるため強度があり、引っ張っても殆ど伸びません。
しかし、その反面引き裂きには弱く衝撃が加わると、一気に破れることがあります。
ですので、重量物のものは適していません。
■用途
・ダイレクトメール
・CD/DVD
・雑貨
・本
CPP袋
■CPP袋とは
CPP袋は『Cast Polypropylene』 の略で、無延伸ポリプロピレンと言います。
ポリプロピレンを伸ばさずに加工したフィルムで、引っ張ると伸びます。
■特徴
透明度が高くないですが、ひっぱり強度があります。
また、破れにくいため、重量物の商品や重たいダイレクトメールなどに利用することができます。
しかし、熱加工した際にOPP袋よりもギザギザが発生するや耐寒性が悪いといったデメリットがあります。
■用途
・重量物の商品
・ブックカバー
IPP袋
■IPP袋とは
IPP袋は『 Inflation Polypropylene』 の略で、インフレ無延伸ポリプロピレンと言います。
食パンの袋としてよく利用されている袋です。
■特徴
透明度が高く、ひっぱり強度があります。
製造過程としてチューブ状のフィルムを生産し、
短く切って製品にしているため納期がかかるというデメリットがあります。
■用途
・食パン
・野菜袋
まとめ
いかがでしょうか。
DMを送る際に『とりあえず、袋に入れたらいいや。』という考えではなく
トラブルを無くすために、最適な袋を選ぶことも重要なことだと思います。
DMで販促活動をする企業の方は
是非、どのPP袋を使用するか気を付けて頂けたらなと思います。
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販売促進部です。
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