脱・知ったかぶり!AR・VR・MR何が違う?
2016・08・29
このブログ内では、「AR」や「VR」の記事を多数扱ってまいりました。
ところで、以前に友人(情報強者)とポケモンGOで遊んでいた時のこと。
私 「凄いよねーVRって、ゲームの世界が現実になっちゃうねー!」
友人 「ポケモンGOはVRと違うんじゃない。ARだろ。」
私 「・・・。(照)」
皆さんがそんなお恥ずかしい事態に陥らぬよう、
分かり易さにとことんこだわって解説致します!
訳せば分かる
まずは、言葉の意味をご説明しますね。
「 AR 」=「 Augmented Reality 」=「 拡張現実 」
「 VR 」=「 Virtual Reality 」=「 仮想現実 」
それから、聞いたことがないかもしれませんが、この二つを混ぜたものもあります。
「 MR 」=「 Mixed Reality 」=「 複合現実 」
これだけでもぼんやり違いが分かる気がします。
「拡張」してたらAR、「仮想」だったらVRですね。
どっちが基準かということ
簡単に言うと、ARとVRの違いは、
「現実」と「非現実」どちらが基準か、ということです。
AR
ARは「拡張現実」ですから、「拡張した現実」です。
つまり、今自分の目に見えている世界を基にして、
そこにない情報をつけ足す技術が「AR技術」です。
ポケモンGOは現実の風景の中にポケモンを出現させるので、ARですね!
オリンピックの閉会式での演出も、競技場内に立体映像を出現させるので、ARです。
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VR
VRは「仮想現実」。
基になるのは、「現実ではない世界」です。
つまり、CG等の映像技術を使って、
現実ではない世界の中にいるような錯覚を作り出すのが「VR技術」です。
最近人気のアミューズメント施設「VRゾーン」では、
現実ではできないようなことを、VR技術を使って体験することができます。
MR
では、この二つを混ぜた「MR」とは何でしょう。
まず、「AR」が進化して、より現実に近い体験が伴うようになるパターン。
例えばキャノンは、目の前の何もないところに車のCGを出現させ、
ボディを持ち上げたり、部品を移動させたりといった体験をすることができる技術を開発しています。
または、「VR」が進化して、CGの中に現実を埋め込むパターン。
トヨタが主催するイベント「MIXED REALITY LIVE!」は、
スマートフォンを使って見るVR映像の中にアーティストを出現させ、仮想空間の中でのライブを体験できるというものです。
これからMR技術が発展してジャンルなどが細分化されたら、
「AR」も「VR」も全てひっくるめて「MR」と呼ぶ時代になるかもしれません。
マストで知っておきたい項目ですね。
まとめ
いかがでしょう、お分かりいただけたでしょうか?
「MR」の項目が難しかったかもしれないのですが、
「VR」の流行、「AR」の流行を経て、まもなく「MR」元年が来ると言われております。
「MR」まできちんと把握できれば、うっかりボロが出て赤面する事態には、まず陥らないでしょう!
私自身も実際にMR技術を体験できるイベントなどにも参加してみながら、
しっかりとした知識を獲得していきたいと思います!
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